代表挨拶
現在、当たり前のように使える携帯電話やインターネット環境は、約30年前に通信自由化が実施され、厳しい競争と技術革新によって生活に欠かせないものになっています。
そして更に、最近よく耳にするAI、IoT、ビッグデータ、次世代の通信技術：5Gが、産業構造を大きく変化させようとしています。
携帯電話業界は成熟市場と言われて久しいですが、産業構造が大きく変化する中、無限の可能性を秘めこれから益々人々の生活シーンで情報革命をおこしていくと思います。
とはいえ、日本の人口が減少し続け、全ユーザー数は下降線上にあります。また、格安スマホなどのオンラインショップも台頭してきて、直接店頭に出向くことなく携帯電話を契約・購入することが可能になりました。この業界は、当面リアルショップの淘汰が進んでいくと思われます。
では、先行きは暗いばかりなのでしょうか？ いえ、この状況はむしろ大きなチャンスだと捉えています。
弊社が携帯電話を取り扱い始めたのは、九州でデジタル携帯電話がスタートした21年前。人口７万人余りの福岡県の地方都市・柳川に、カウンター２つだけの小さな店を出したのが原点です。
通信機器を扱うのは初めてでしたが、お客様も携帯電話を手にするのは初めて。未来を感じる機器に情熱を込め一歩一歩着実に、可能性を信じてチャレンジしてきました。
運営するショップは、現在、ソフトバンク10店舗、ワイモバイル1店舗。社員数は100名を超え、キャリアから表彰される優良代理店に毎年連続トップクラスで認定頂くまでになってきました。
市場はお客さまが最適なサービスを選択できる環境が整いつつあり、対面で安心してサービスを受けれる所として、キャリアショップの重要性が今後さらに高まっていくと考えています。
携帯電話は、人々にもっとも身近なハイテク情報端末です。お客さまの快適なモバイルライフの実現をお手伝いすること。私たちが目指すのは「愛されるショップ」です。
弊社が今あるのは、経営資源である「人」に恵まれたことだと思っています。
今後は、商材、サービスを売るだけではなく、IOT、AI、ロボットなどを使って体験を伝えていく役割も担っていくことになると思います。モバイル機器の進化と共に、これからも人材の育成を絶え間なくし続け、その成果を満足と感動という形で最大限お客さまに提供してまいります。
株式会社エム・ティ・ネット
代表取締役 前田 多門